補償交渉、10年で終了=5人死亡、64人重軽傷−日比谷線脱線事故(時事通信)

 5人が死亡、64人が重軽傷を負った2000年3月の地下鉄日比谷線脱線事故で、遺族・被害者全員と東京地下鉄(東京メトロ)との補償交渉が成立していたことが4日、分かった。
 発生から約10年で補償交渉は終わったが、心の傷が癒えない遺族や被害者も多い。梅崎寿社長(67)らは8日午前、現場近くの慰霊碑に献花し、犠牲者の冥福を祈る予定だ。
 脱線事故は00年3月8日午前9時1分、日比谷線中目黒−恵比寿間で発生。中目黒駅に向かって進行中だった下り電車がカーブで脱線し、同駅を出発した上り電車と衝突。車両は両方とも大破し、乗客69人が死傷した。
 東京メトロによると、同社は事故後、「被害者ご相談室」を設置し、専任職員らが遺族や被害者の補償問題や心のケアについて対応してきた。
 事故から丸9年の昨年3月時点では、死傷者69人中68人と補償交渉が合意に達していた。ただ負傷者1人は当時通院中で、症状が不安定だったために交渉は進んでいなかった。
 同社広報課は「被害に遭われた乗客のプライバシーの問題もあり、交渉の具体的な中身は言えない」としている。 

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